改めて思う、災害支援とは。

2019.03.16

3月2日(土)にゆめトピア長船にて行われた

被災から避難所や在宅での暮らし支援の経験を学ぶ。
西日本豪雨災害支援の実践者から学ぶ ~被災地支援に取り組む人と組織の交流セミナー

こちらに、サンサポ代表のボウズが登壇させていただきました。

今回のセミナーでは、
実際に真備町で被災し、今はサンサポの活動を一緒に手伝ってくれているスタッフが2名同行。

終わった後に、それぞれにレポートしてもらいましたので
そのままご紹介させていただきます。

2名分で長文になりますが
実際に経験されたからこそわかる災害支援の今後の課題や
避難者がとるべき行動、また普段から心がけるべきことなど
情報が満載ですので、ぜひごらんください。

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今回の参加者は、
瀬戸内市の方を中心に
真備にボランティアに参加した事がある方、
生徒会で西日本豪雨被害に支援をする!と公約に書いてしまった中1の女の子や、
これから保育士を目指している女子大生など様々でした。

また一般の方、防災士として真備に入った方、
発達障害支援の方、お役所の方々がいました。

講師の方3名は この豪雨被害で8カ月間の活動内容の報告と共に 感想を話してくれました。

”人こそが人を支援できる”ピースボートがかかげてる言葉です。
確かに、お金の支援も必要、物の支援も必要の中
人の支援は心にも
肉体的にも必要な支援だと思いました。

私が 心に残ったのは、
『ただいまって言える日を目指して』でした。

復興と言う価値観は、人によって違います。

私は、早い段階で真備に戻りましたが、
まだまだ、
『ただいま~』という感じではありません。

高校生が真備町内でアンケートをとった結果で
8割の人が復興2割という結果

町の見ため、ゴミもなくなり、店も少しずつオープンしていますが…

心の復興はまだまだと感じます。

*避難所の課題は、

運営を地域のリーダーが担うような形作りを平時から必要だが、、

中長期的運営が問題
どの災害も6カ月以上だった事

避難所については、避難したい避難所とは?
前もって考えておく必要があると思いました。

(家族の人数や、乳幼児、要介護者がいる居ないにあわせて 施設を探す必要がある。)

高校生の活動について。

高校生の活動は実際に8月くらいに見て高校生が作った新聞も読んでいた為
良く頑張っているな~と思っていました。

高校生だから、気づける事は、沢山あったと思います。

避難所での聞き取りも上手く
大人と違い入り込み安かったと思うし、 子どもだからと思い被災者も素直な気持ちを話したんだと思います。

高校生に関わらず、これからの防災は防災意識を子どもの頃から植え付ける必要があると思います。
学校では、机の下に潜るように教えるが、
『下校中に地震があったら?』など普段から
どうする?って教えたり、
避難所で困らないように、和式トイレの使い方や、床で寝る事
非常食の試食など…

これからは、避難所の運営も子ども達の時代になります!

被災者として参加した私は、スライドを見ると涙が出ました。
実際にきちんと振り返りが出来ていないなと思いました。
実際に避難所と在宅避難を体験して良かった事 困った事を リアルに伝える事が出来たと思います。
避難所のあり方は
これから課題が沢山だが、自分に出来る事から協力したいと思いました。

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今後自分達が被災した時の支援のあり方、それまでに出来る事は何か?
発災時の行動と、平時からの被災への意識の向上の必要性とは

避難所での支援について

避難者=運営者
施設職員=場所の管理者
自治体職員(行政)=支援の調節者
NPO=サポート者

という、ポジションによる活動。
避難所は発災後地区に出来る。
平時より地域ごとの取組みが必要とされる。
平時より要配慮者の把握、地域での繋がりは発災後の避難所運営に大きく関わる。
より良い避難所にするには地域の繋がりが必須とされる。

親子支援について
お母さんと繋がれるツールLINE情報共有、支援。
子供―お母さん―両親、子ども―お母さん―高齢者との繋がり、
その真ん中にあるお母さん!真ん中と繋がると必然的にどちらにも繋がり、
より早い支援に繋がる事が出来る。
平時から情報共有することから、コミュニティ活動になり発災後のコミュニティの繋がりになれる。

中高生による支援について
自分達に出来る事で、同世代への支援をする。
文化祭など同世代目線のイベント開催や、SNSでの繋がり。
被災者の中でも置いてけぼりになりやすい世代へ目が向けられる。
平時からも被災への意識を高くすることにも繋がる。
情報社会に強い世代は発災後必要な情報を取りにいくことができるポジションの世代でもある。

平時から発災への地域での繋がりの必要性を強く感じました。

地域の真ん中の、お母さんコミュニティの活性化。
現代にあった子ども会の導入を支援する必要があると思います。

今回ワールドカフェというワークショップのようなものをしました。
3人の講演者が席に座り、そのテーブルを20分おきに、人間がチェンジします。
参加者全員が3テーブルを全部60分で回るシステムです。

カフェでお話するみたいに全員が喋るスタイルで、
聞きたい事、言いたいことを共有しました。

私個人的には、避難者は避難所運営者というセリフがかなり突き刺さりました!
これは沢山の人に知ってもらうべきだと思います。
避難所ってついついめんどくさいから行きたくないけど、
行きたくない場所にしてるのは、普段の自分の地域での繋がりの無さによりそうなってるんだと思いしらされました。

避難所が日頃の生活、教育場所の子供にもっと教えていこうと思いました。

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いかがでしょうか??

私たち、サンサポートオカヤマの立ち上げメンバーも全員災害支援の素人でした。
この8か月夢中で活動していく中で見えてきた課題や、今後取り組むべき活動について
凝縮されたセミナーになりました。

読んでくださったみなさんは、どう感じましたか??